ネット通販に商品を転売して利益を得る「せどり」のコンサルティングをしていた都内の会社社長が、法人税などおよそ5000万円を脱税したとして東京国税局から刑事告発されました。
刑事告発されたのは、台東区の転売コンサルティング業「シュアーズ」と佐野宗吾朗社長(38)です。
佐野社長は売り上げの一部を税務申告しないなどの手法で、2021年11月までのおよそ4年間に法人税などおよそ5000万円を脱税した疑いがもたれています。
「シュアーズ」は、仕入れた商品をAmazonに出品して利益を得る「Amazonせどり」と呼ばれる手法のコンサルティングなどを行い利益を上げていました。
コンサルを受けていた男性
「(佐野社長が)『私がコンサルするんだから儲かります』と。『すぐにもとが取れるんで(受講料)50万円は安いですよ』と私を説得にかかりました。味噌とか醤油とか単価の安いものですよね。継続的に仕入れて販売できるような商品を薦めていました」
佐野社長は、脱税で得た金を投資などに充てていたとみられていて、JNNの取材に対してこれまでに回答して